相続・遺言

図書館の貸出ランキングから

久しぶりに徳島市立図書館のホームページから本を予約しました。何の気なしにメイン画面の貸出ランキング、文学一般・日本文学で、ここ3か月以内のランキングトップ10を見てみると…

なんと、終活にまつわる文芸書が5冊もランクインしている。作者は有名な佐藤 愛子さん、阿川 佐和子さん、曽野 綾子さんなど。

きっと終活になんらかの興味を持って読まれている方が多いのかなと思います。

ただ、実際に終活に向けて具体的に行動を起こされるかたはどのぐらいいらっしゃるのでしょうか。

このお知らせでも書いているのですが、終活の中のひとつてして「遺言」があります。

「遺言書があったら…」どんなに手続きが簡単に終わっただろうか、と思われる案件は多いです。亡くなる前に「お前が全部相続して、家を守ってくれ」と言われたとしても、口約束では相続後の法的効果はありません。

連絡のとれない親族がいる、連絡をとりたくない親族がいる、外国在住の親族、認知症の親族、協力してくれない親族などなど。手続きが進まないことはいくらでもあります。相続分に不満があり、遺産分割協議が難航することもあります。

死んだ後のことは知らん、でも困ります。思いがけず、相続人のだれかが大変な思いをすることがあります。

「遺言書残しとってくれて、助かった~」と言われるように、ぜひ行動にうつしてほしいと思います。(遺言書をきちんと残してくれいた相続人の多くが、実際にこのセリフを言われます。)

やっぱり遺言したほうがいいのかな…と思われたら、気軽にご相談ください。